年金制度はネズミ講

 大阪市長に就任する「大阪維新の会」の橋下徹代表は17日、大阪市で民放番組に出演し、国の年金制度について「根本的に変えないといけない。ねずみ講そのものだ」と批判しました。番組終了後、記者団に「現役世代に対する完全犯罪。継ぎはぎの、ばんそうこうの手当てみたいなやり方では絶対に持たない」と述べ、現在の賦課方式から積立方式に変える必要性を強調し、「なぜ政治家が(それを)感じないか」と不満も漏らしました。

 先行者が丸儲けして、後から入ってきた人間が損害を全て被る、と言う意味では確かにネズミ講と言われても仕方がないでしょう。このままでは制度を維持できないのも、今更言うまでもありません。では何故「政治家が(それを)感じないか」と言えば、下手すると今の年金受給者を敵に回しかねないからです。高齢化社会に突入した日本、今後も高齢者人口は増えていきます。その社会で高齢者を敵に回すと言うことは、政治家にとっては大票田を失うことであり死活問題。何より政治家自身が高齢者です。なんとか問題を先送りして逃げ切りたい、と言うのが本音なんじゃないでしょうか?。