八王子スーパー強殺事件、指紋が10年前死亡の男性と酷似

 平成7年に東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」でアルバイトの女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、女子高生らが縛られていた粘着テープから検出された犯人のものとみられる指紋が、約10年前に死亡した日本人男性のものと酷似していることが分かったそうです。

 粘着テープから指紋を採取する技術は最近確立されたのですが、それでも完全な指紋の再現は出来ないようです。指紋による個人特定は、浮き出ている線状の隆起「隆線」などの特徴点12カ所が一致することが必要とされますが、検出された指紋では一致点が8カ所。12カ所の一致では1兆分の1、8カ所では1億分の位置の確率で、捜査本部は「証拠としては不十分」としているそうです。

 それでも、捜査本部が過去に犯罪歴がある人物1千万人以上分が登録された指紋データベースに照会、多摩地域に居住し約10年前に60代で病死した男性と指紋の特徴が似ていることが判明したものです。