大規模ウィルス被害、北朝鮮が関与か

 世界中で大きな被害を出しているランサムウェアの「WannaCry」について、北朝鮮が関与した可能性を示す形跡があるとの報告が相次いでいます。

 グーグルの研究者は、北朝鮮が関与したと広く考えられている大規模なハッキング工作と「WannaCry」との類似性を示すコードを公開。イスラエルのセキュリティー企業インテザーの幹部も、同様に北朝鮮が関与したとの見方を示しています。

 また、ロシアのセキュリティー大手カスペルスキーによると、コードの類似性から、2014年にソニー・ピクチャーズエンタテインメントに対するサイバー攻撃に関与したとされる「ラザルス(Lazarus)」の名で知られるハッカー集団が関与した事が伺えるそうです。

 北朝鮮の関与、となると目的は何でしょう?。ただの外貨稼ぎなのか、それとも混乱を起こすこと自体なのか。あるいは、今後計画しているより大きな情報テロの準備や実験のためなのか。幸い規模の大きさに反比例して、身代金の支払いなどによる損害額は小さいと言うことですが、非常に不気味です。

ダチョウの卵からMERS抗体を精製

 京都府立大大学院の塚本康浩教授(動物衛生学)のグループが、ダチョウの卵を使って、中東呼吸器症候群(MERS(マーズ))コロナウイルスに強く結合する抗体を大量精製することに成功しました。

 抗体って何だろうと思ったら、ウィルスと結合して覆ってしまい、人の細胞に侵入できなくすることで感染予防に効果があるのだそうです。

 塚本教授はダチョウの免疫力の高さに着目、研究の結果抗体を作る能力も高いことを突き止め、平成20年に卵から大量の抗体を取り出す技術を開発。昨年はエボラウイルスに結合するダチョウ抗体を作製し、これに注目したアメリカのバイオベンチャー会社と同研究所が共同でMERS対策を進め、現在は共同で研究を進めているアメリカ陸軍感染症医学研究所で効果を検証中です。

 治療薬として認可されていないため人体へ直接投与することはできませんが、抗体を使ったスプレー剤をマスクやドアノブ、手などに噴射すれば感染予防になると言う事です。

ベネッセ、上場後初の赤字転落

 ベネッセホールディングス(HD)が1日に発表した2015年3月期連結決算によると、税引き後利益が107億円の赤字(前期は199億円の黒字)になったそうです。

 同社が赤字に転落するのは、1995年に株式を上場して以来初めての事です。

 同社の顧客データーベースを管理していた契約社員が、「進研ゼミ」などの個人情報を大量に外部へ持ち出した事件で、おわびとして500円の図書カードなどの金券を約2000万件分送付し、200億円かかったのが響きました。その他、情報管理の強化のため新会社を設立したことなども含めると、情報流出関連の費用は260億円に上ったと言う事です。

 さらに、一連の情報流出によって会員数が減少、4月時点の通信教育事業の会員数は前年より25%減少して271万人となり、進研ゼミなど国内教育事業の営業利益は前期より177億円減少しています。

 500円の金券を不服として裁判に訴えた利用者がいませんでしたっけ?。その結果次第では凄い事になりそうですが。