男子バドミントンの桃田と田児、違法カジノに出入り

 国内の違法カジノに出入りしていたことが判明したバドミントン男子桃田賢斗選手(21=NTT東日本)と、田児賢一選手(26=同)が7日、マレーシアで行われている国際大会を棄権して緊急帰国しました。

 成田空港で報道陣から今回の件で質問された両選手は、無言のまま迎えの車に乗り込んで空港を後にしました。

 桃田選手は男子シングルスで世界ランキング4位、田児は2008年から全日本総合選手権を6連覇するなど、ともに日本を代表する男子バドミントンのエース。リオデジャネイロ・オリンピックでの活躍が期待されていましたが、日本バドミントン協会の銭谷欽治専務理事は、違法賭博関与が確認された場合リオデジャネイロ・オリンピック出場は「恐らく無理。厳しいと思う」との認識を示しています。

 プロ野球で一部の選手が野球賭博へ関与して問題になっていますが、まさかバドミントンに飛び火するとは思いませんでした。こうなると、他の競技は大丈夫なのかと心配になってしまいます。

テニスにも八百長疑惑

 イギリス放送協会(BBC)とアメリカのニュースサイト「バズフィード」は17日、告発者がリークした機密ファイルを引き合いに出し、男子プロテニス協会(ATP)が八百長への対応を誤ったと報じ、ATPのカーモード会長はこれを否定しました。

 報道によると、リークされたファイルには2007年にATPが行ったという調査の報告書の詳細が含まれており、過去10年間に四大大会(グランドスラム)覇者を含めた世界トップ50の16選手に八百長の疑いがかけられているにもかかわらず、ATPはこれらの選手に主催する大会への参戦を許可しており、その中の8選手がグランドスラム初戦である今年の全豪オープンに出場しているという事です。

 一連の報道に対してカーモード会長はオーストラリアのメルボルンで記者団に対し、「不正防止機関のテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)とテニス協会幹部は、八百長の証拠が何らかの理由でもみ消されたり、全面的に調査が行われなかったりしたという話を断固として否定する」と語ったものです。同会長は更に「BBCとバズフィードは10年ほど前の出来事について言及しているが、新たな情報があれば、われわれは調査を行うことにしている。常にそうしている」とも述べています。

 一連の八百長では、調査によってロシアやイタリアの賭博シンジケートが大金を手にしていたことが明らかになったと報じられています。しかし、その対象となったロシアのニコライ・ダビデンコとアルゼンチンのマルティン・バッサージョ・アルグエージョの試合に関して、カーモード会長は十分に証拠が集まらなかったと語っています。

 プロスポーツにはついて回る八百長問題、特に個人競技では入り込む余地が大きいと言われますが、テニスも例外では無いと言うことです。

原貢さん死去

 プロ野球の東京読売巨人軍監督・原辰徳氏の実父で、学生野球の強豪、東海大や東海大相模高(神奈川)で野球部の監督を務めた原貢さん(79)が心不全のため、神奈川県内の病院で死去したそうです。

 原貢さんは立命館大学中退後にノンプロの東洋高圧大牟田(現・三井化学)を経て、福岡県立三池工業高等学校野球部監督に就任。無名校を初出場にして高校野球全国大会優勝へと導き、一躍その名を知られました。その後東海大学の創設者・総長松前重義の招きで東海大学付属相模高等学校野球部監督に就任すると、東海大相模は強豪校の仲間入りし、神奈川高校野球界の勢力図を塗り替えました。
 1977年に東海大学硬式野球部監督に就任すると、首都大学リーグ7連覇を達成するなどして、1996年に勇退し、東海大系列校の総監督に就任していました。

 長男の原辰徳氏が東海大相模高校に入学、野球部へ入学した際は親子鷹として話題になりました。その辰徳氏はドラフト会議で1位指名を受けて巨人へ入団、15年の現役生活の後に巨人の監督に就任。選手の潜在能力を引き出すことで、生え抜きの若手選手が次々活躍。10年間で6度のリーグ優勝と3度の日本一に輝くなど、プロ野球監督として高い評価を得ています。